就労定着支援センターでは、利用者さまの就労状況や生活状況を月に1~2回面談等をおこない、確認しています。
令和4年4月より就労開始となったAさんの、就労定着支援はまもなく1年半を迎えようとしています。
もともと食べることが好きなAさん。就労開始となり少しお金に余裕ができたので、ジュースやお菓子など、仕事をがんばったご褒美に購入し、食べていました。
しかし、食べる量が多かったため、血液検査で危険な数値となり、薬が増量となりました。
購入された間食について協議中です
そこで、就労定着支援センターでは、間食で購入したものがわかるレシートを持ってきていただき、管理栄養士が、カロリーが低いものを代用するように、実際の商品の写真を見ながら指導をさせていただきました。
管理栄養士とカロリーなど確認します
また、かかりつけの病院で看護師に体重表を作成していただき、時間をかけ少しずつ体重を落としていくこと、間食の取り方などの指導をいただきました。
さらに、休みの日にはウォーキングを開始しました。
看護師に体重の確認をしてもらいます
約1年後、就労開始時よりも10キロ減量し、その時合わせた制服のズボンがぶかぶかになるほど痩せました。
Aさんは間食の取り方やタイミングを知り、購入時にはカロリーが低いものを選ぶという習慣もできました。まもなく薬も減らすことができそうです!
就労継続には体調管理が第一です。今後もAさんには元気にお仕事を続けていただきたいと思っています。
こんなに体重が減少しました!